LaTeXドキュメントは、.tex
ファイルとして保存されます。以下に、基本的なLaTeXドキュメントの例を示します:
\documentclass{article} % ドキュメントクラスの指定
\begin{document}
\title{LaTeXの使い方} % タイトル
\author{著者名} % 著者
\date{\today} % 日付
\maketitle % タイトル、著者、日付を出力
\section{はじめに}
LaTeXは、科学技術文書の作成に適した文書作成システムです。
\section{基本的な構文}
LaTeXドキュメントは、テキストとコマンドで構成されます。
\subsection{段落の作成}
段落は空行で区切ります。
\subsection{強調}
\textbf{太字}、\textit{斜体}、\underline{下線}などの形式があります。
\section{数式}
次に、簡単な数式の例を示します。
\begin{equation}
E = mc^2
\end{equation}
\end{document}
4. コンパイルとPDFの生成
LaTeXファイルをコンパイルしてPDFを生成します。多くのLaTeXエディタには、コンパイルボタンが用意されています。コマンドラインを使用する場合は、以下のコマンドを使用します:
pdflatex filename.tex
5. 数式の入力
LaTeXは、数式の入力に非常に強力です。以下に、基本的な数式の例を示します:
- インライン数式:
$E = mc^2$
- ブロック数式:latexコードをコピーする
\begin{equation} E = mc^2 \end{equation}
6. 図表の挿入
LaTeXで図表を挿入するためには、graphicx
パッケージを使用します。以下に、基本的な図の挿入例を示します:
\usepackage{graphicx} % プリアンブルに追加
\begin{figure}[h]
\centering
\includegraphics[width=0.5\textwidth]{example.jpg} % 画像ファイル名を指定
\caption{例の図}
\label{fig:example}
\end{figure}
7. 参考文献の追加
LaTeXでは、参考文献を簡単に追加できます。以下に、bibtex
を使用した参考文献の例を示します:
latexコードをコピーする\bibliographystyle{plain}
\bibliography{references} % references.bibファイルを指定
references.bib
ファイルの例:
@article{example,
author = {著者名},
title = {記事のタイトル},
journal = {ジャーナル名},
year = {2020},
volume = {1},
number = {1},
pages = {1-10}
}
参考文献
これらのリソースを参考にして、LaTeXの使い方をさらに深く学ぶことができます。
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