Java 新仕様の紹介 – モダンな機能でコーディングが捗る!

Java の新機能や仕様変更について、サンプルコードを交えて解説したブログ記事を作成しました。

タイトル: 「Java 新仕様の紹介 – モダンな機能でコーディングが捗る!」

Java にはバージョンアップの度に新機能が追加され、開発者にとってプログラミングがより効率的で快適になるように設計されています。ここでは、最新の Java 版で追加された主要な新機能をピックアップし、サンプルコードとともに解説します。

Java 14 (2020年3月リリース)

Switch 式

従来の switch 文に代わる新しい構文が導入されました。ラムダ式やパターンマッチングに対応しています。

int value = 3;
String result = switch(value) {
    case 1 -> "One";
    case 2 -> "Two";
    default -> value + " is another value";
};
System.out.println(result); // 3 is another value

ヘルパークラスの導入 (Preview)

Java にも、Kotlin の標準ライブラリに相当する便利なユーティリティクラスが導入されます(Preview機能)。StringIsBlank などが利用できます。

boolean isBlank = StringIsBlank("   ");  // true

Java 11 (2018年9月リリース)

ローカル変数型推論

var キーワードの導入により、ローカル変数の型推論が可能になりました。コードがすっきりし可読性が向上します。

var name = "John";  // String 型と推論される
var list = new ArrayList<String>();  // 初期化子から型が推論される

HTTP クライアントAPI

遂に標準の HTTP クライアントAPIが実装されました。外部ライブラリに頼る必要がなくなります。

var client = HttpClient.newHttpClient();
var request = HttpRequest.newBuilder()
                .uri(URI.create("http://example.com"))
                .GET()
                .build();
var response  = client.send(request, HttpResponse.BodyHandlers.ofString());
System.out.println(response.body());

Java は年を追うごとにますます便利で洗練された言語になってきています。今後の Java の進化と新機能の追加にも注目が集まります。最新の機能を取り入れることでより現代的でスマートなコーディングが可能になるでしょう。