こんにちは。今日はAmazon Web Services(AWS)の認定資格について、一覧とそれぞれの出題範囲をご紹介したいと思います。
AWSはクラウドコンピューティングの分野をリードする存在です。同社の認定資格を取得することで、実務で通用するスキルが身につき、キャリアアップの大きな武器となります。
現在、以下の7つの認定資格が用意されています。
■ファンデーメンタル
- AWS 認定 クラウドプラクティショナー
■アソシエイト
- AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- AWS 認定 デベロッパー – アソシエイト
- AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト
■プロフェッショナル
- AWS 認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
- AWS 認定 デベロッパー – プロフェッショナル
- AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル
■スペシャリティ
- AWS 認定 アドバンストネットワーキング – スペシャリティ
- AWS 認定 アレックスデータサイエンティスト – スペシャリティ
など8つのスペシャリティ資格
それぞれの概要と出題範囲は以下の通りです。
●クラウドプラクティショナー AWScの基本知識、グローバルインフラ、主要サービスの概要、セキュリティ、料金モデルなどが出題範囲。 初学者向けの入門編的な位置づけです。
●ソリューションアーキテクト-アソシエイト 設計resilient (ロバスト)なシステム設計、デプロイ、マネジメントに関する実務知識が出題対象。 一般的なアーキテクトとしてのスキルが問われます。
●デベロッパー-アソシエイト AWSを使ったアプリケーション開発に必要な知識が出題範囲。デプロイ、セキュリティ、開発ベストプラクティスなどが問われます。
●SysOpsアドミニストレーター-アソシエイト 運用監視、自動化、サービス最適化などのSysOps的な知識がメイン。運用の自動化や費用対効果を意識したスキルが求められます。
●ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル アソシエイトレベルを越えた先端的な設計力が必要とされます。大規模システムの構築経験や、複雑なケースの診断力が出題対象になります。
●デベロッパー-プロフェッショナル 高度なアプリケーション設計やアーキテクチャ構築力が問われます。マイクロサービスやサーバーレスなどの先端技術に関する知見が必須です。
●DevOpsエンジニア-プロフェッショナル 開発、デプロイ、運用を自動化、モニタリングするための知識が出題範囲。CI/CDパイプライン構築、IaCなどの実践力が試されます。
●スペシャリティ資格 上記に加え、ネットワーキング、データベース、セキュリティ、アナリティクスなど、特定分野の専門知識を高い水準で求められる試験です。
このように、AWSの認定資格にはさまざまなロードマップが用意されています。自身のキャリアプランに合わせ、ステップを踏んで着実に資格取得を目指すと良いでしょう。
各試験の出題範囲をしっかりと把握し、無理のない計画を立ててください。ひとつずつクリアしていけば、プロフェッショナルなAWSスキルが身につくはずです。
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