GitとGo言語を組み合わせて開発を行う具体例を示します。
ステップ1: Goプロジェクトの作成
まず、新しいGoプロジェクトを作成します。ターミナル(コマンドプロンプト)で次のコマンドを実行します。
Copy codemkdir myproject
cd myproject
go mod init example.com/myproject
これで go.mod
ファイルが作成され、プロジェクトがセットアップされました。
ステップ2: Gitリポジトリの初期化
次に、Gitリポジトリを初期化します。
Copy codegit init
ステップ3: 最初のコミット
適当なコードを書いて、最初のコミットを行います。
goCopy code// main.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello, World!")
}
これらのファイルをステージングエリアに追加し、コミットします。
Copy codegit add .
git commit -m "Initial commit"
ステップ4: リモートリポジトリの作成と関連付け
任意のGitホスティングサービス(GitHub、GitLab、Bitbucketなど)にリポジトリを作成し、ローカルリポジトリと関連付けます。
Copy codegit remote add origin https://example.com/user/myproject.git
git push -u origin master
ステップ5: 開発とコミット
通常の開発サイクルに従って、コードを変更し、適宜コミットを行います。
goCopy code// calculator.go
package calculator
func Add(a, b int) int {
return a + b
}
Copy codegit add .
git commit -m "Add calculator package"
git push
ステップ6: テストの実行
Go言語のテストを実行し、結果をチェックします。
goCopy code// calculator_test.go
package calculator
import "testing"
func TestAdd(t *testing.T) {
result := Add(2, 3)
expected := 5
if result != expected {
t.Errorf("Add(2, 3) = %d, expected %d", result, expected)
}
}
Copy codego test ./...
ステップ7: 継続的な開発とコミット
上記のステップを繰り返し、開発を進めていきます。
ステップ8: ブランチとマージ
必要に応じてブランチを作成し、機能や修正を実装します。その後、プルリクエストを作成してレビューを受け、マスターブランチにマージします。
Copy codegit checkout -b feature/new-calculator
# 機能の実装
git add .
git commit -m "Implement new calculator"
git push origin feature/new-calculator
# プルリクエストを作成し、マージ後
git checkout master
git pull
このように、GitとGo言語を組み合わせることで、効率的な開発が可能になります。ソースコード管理、コラボレーション、テスト、デプロイなどの作業をGitと連携させることができます。また、Go Modulesを使ってパッケージ依存関係を管理することもできます。
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