Jenkins

WordPress

Jenkinsは、オープンソースの継続的インテグレーション(CI)およびデプロイメントツールです。以下に、Jenkinsの具体的な使用例を含むマニュアルを示します。

Jenkinsのインストールと起動

  1. Jenkinsの公式サイト(https://www.jenkins.io/)からパッケージをダウンロードします。
  2. パッケージをインストールします。
  3. Jenkinsを起動します。

Jenkinsへのアクセス

  1. ブラウザを開き、http://localhost:8080にアクセスします。
  2. 最初のログイン時に、パスワードを入力するよう求められます。パスワードは/var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPasswordファイルから取得できます。
  3. プラグインのインストールとカスタマイズを行います。

ジョブの作成

  1. Jenkinsのダッシュボードで「新規ジョブ作成」をクリックします。
  2. ジョブ名を入力し、ジョブの種類を選択します(Freeスタイル・プロジェクトが一般的)。
  3. 「OK」をクリックして、ジョブを作成します。

ソースコード管理の設定

  1. ジョブ設定画面で「ソースコード管理」セクションに移動します。
  2. リポジトリの種類を選択します(Git、SVNなど)。
  3. リポジトリのURLを入力します。
  4. 必要に応じて、ブランチやクレデンシャルを設定します。

ビルドトリガの設定

  1. ジョブ設定画面で「ビルドトリガ」セクションに移動します。
  2. ビルドのタイミングを選択します(例: Gitのプッシュフック、ポーリング)。

ビルド手順の設定

  1. ジョブ設定画面で「ビルド」セクションに移動します。
  2. ビルドの手順を追加します(例: シェルスクリプトの実行、Mavenのゴール実行)。

ビルド後の処理の設定

  1. ジョブ設定画面で「ビルド後の処理」セクションに移動します。
  2. ビルド成功時や失敗時の処理を設定します(例: アーティファクトのアーカイブ、通知の送信)。

ジョブの実行

  1. ジョブ設定が完了したら、「ビルドの実行」をクリックしてジョブを実行します。
  2. コンソール出力でビルドの進行状況を確認できます。

ビューの作成

  1. Jenkinsのダッシュボードで「新規ビューを作成」をクリックします。
  2. ビュー名を入力し、ビューの種類を選択します(リストビューが一般的)。
  3. 表示するジョブを選択し、「OK」をクリックして作成します。

これらの手順に従えば、Jenkinsを使ったCI/CDパイプラインを構築できます。Jenkinsには他にも多くの機能がありますので、公式ドキュメントを参照して、さらなる活用方法を学ぶことをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました